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【朗読動画付き】2歳の我が子も愛読のおすすめ英語絵本10選

幼児向けおうち英語

「2歳の子供に英語の絵本を読んであげたい」
「どんな英語の絵本を選べばいいかわからない」

お子さんと一緒におうち英語に取り組んでいる親御さんの中には、「英語の絵本の読み聞かせに挑戦したい」と思っている人も多いのではないでしょうか。

おうち英語で幼児に英語に触れてもらうにはいろいろな方法がありますが、その中でも比較的ハードルが低く、親子一緒に楽しめるのが「英語絵本の読み聞かせ」です。
幼児の多くは絵本が大好きですので、読む絵本を日本語のものから英語のものに変えるだけで楽しみながら英語に触れることができます。

絵本は親子の触れ合いの時間にもなるので一石二鳥です。

ただ、いざ「英語絵本の読み聞かせを始めよう」と思い立ったときに出てくるのが、「どの英語絵本を選べばいいのだろう」という疑問です。

英語絵本は日本語の絵本に比べて情報が少ないです。親自身が子供の頃に英語絵本を読んだことがなければ、どんな英語絵本があるのかイメージも湧かないでしょう。

我が家では息子が2歳になったときに「おうち英語」を始め、英語絵本の読み聞かせにも挑戦しましたが、最初はなかなかうまくいきませんでした。
どの絵本を選んだらよいかわからず、なんとなく選んだ絵本は息子が見向きもしないということも多々ありました。

せっかく買った絵本に息子がまったく興味を示さないのはショックです…

この記事では、私の息子に読み聞かせた英語絵本の中でも特に息子が気に入った英語絵本を紹介します。
「英語絵本の読み聞かせを始めたい、でもどの絵本がいいかわからない」という親御さんはぜひ参考にしてください。

「英語絵本以外のおうち英語の方法も知りたい」という方はこちらの記事もどうぞ。

英語絵本を見つけるのは意外と難しい

いざ「英語絵本の読み聞かせを始めよう」と思い立ったときにぶつかるのが、子供が夢中になる絵本が見つからないというという問題です。

我が家では息子が2歳になったときに「おうち英語」を始め、英語絵本の読み聞かせをスタートしましたが、最初はどの絵本がよいかまったくわかりませんでした
「とりあえず息子の好きな車が出てくる絵本を選べばよいだろう」とAmazonでダンプトラックの英語絵本を買って読み聞かせをしましたが、最初にしては文字数が多すぎたのか、息子はすぐに飽きてしまいました。

ダンプトラックの本は数回読んだきり、ずっと本棚に眠ったままです。

何度か失敗した後、「最初は文字数の少ない絵本からスタートすべきだ」と感じ、1ページに1行の文しかないような絵本を選ぶようにしたところ、息子が英語絵本に食いつくようになりました。

2歳の我が子が食いついた英語絵本10選

ここからは、2歳の私の息子がハマった英語絵本を紹介します。
「英語絵本を読むのは初めて」という親子向けの1ページあたり1文程度の絵本もあれば、少し英語絵本に慣れてきたお子さん向けのものもあります。

  1. Ketchup On Your Cornflakes?
  2. From Head to Toe
  3. The Very Hungry Caterpillar
  4. A Color of His Own
  5. Spot’s First Walk
  6. Polar Bear’s Underwear
  7. Brown Bear, Brown Bear, What Do You See?
  8. Peppa Pig: Little Library
  9. Oxford Reading Tree Level1+
  10. Freight Train

「どんな絵本かわからないと買うのが心配」という親御さんのために、絵本の朗読のYouTube動画を掲載しています。
動画で中身を確かめた上で「この絵本いいな」と思ったら、ぜひお子さんに読んであげてみてください。

Ketchup On Your Cornflakes?

最初に紹介するのが、イギリスの人気絵本作家Nick Sharrattの作品、”Ketchup On Your Cornflakes?“です。

こちらの絵本は各ページが上段と下段で切り離されています
どのページも上段は”Do you like〜”、下段は”on 〜?”というセリフになっており、上段と下段を組み合わせることでひとつの質問になるという仕組みです。
ページが上段と下段で切り離されているため、それぞれ別々にページをめくることで何通りもの楽しみ方ができます

この仕掛けだけで子どもの食いつきが違います。

例えば、上段の”Do you like Ketchup”と、下段の”on your milk?”の組み合わせでお子さんに質問してみましょう。
タイトルのように上段を”Do you like Ketchup”、下段を”on your cornflakes?”にした質問もできます。

我が家の2歳の息子は”Do you like ketchup” “on your toothbrush?”と組み合わせると、”NO, NO!”と喜んで答えます。

この絵本は時間調整ができるのもメリットです。
時間がたっぷりあって長く読み聞かせをしたいときは、ページの上段と下段を何通りも組み合わせることで長い時間楽しめます
逆に時間があまりないときは、上段の1ページに対して下段も1ページだけ組み合わせて読み進めばあっという間に終わります

急がなければいけないけど、お子さんが「絵本読みたい」というときにもピッタリです。

The Very Hungry Caterpillar

次に紹介するのは、アメリカの人気絵本作家Eric Carleの代表作、”The Very Hungry Caterpillar“です。

こちらの絵本は世界中の言語に翻訳されており、日本でも「はらぺこあおむし」として知られています。
有名な絵本なのでご存知の方も多いかと思いますが、生まれたばかりのあおむしが色々な食べ物を食べて大きくなり、やがて蝶々になるという物語です。

はらぺこあおむしは保育園での読み聞かせに使われることも多いです。その場合、子どもがあらかじめ日本語でストーリーを把握しているので、英語で読んでも飽きずに聞いてくれます

我が家の2歳の息子もこの絵本を見つけた瞬間、「はらぺこあおむしだ!」と食い付きました。

この絵本の良さは、さりげなく学習の要素が入っているところです。
物語は日曜日から次の日曜日までの毎日を描いているので、曜日の概念が学べます。
はらぺこあおむしが物語の中で食べるものは月曜日に1個、火曜日に2個、というように毎日1個ずつ増えていくので、数の概念も身につきます。

我が家の2歳の息子はこの絵本を何度も読んでいるせいか、なんとなくではありますが曜日の概念が身についてきています。
「Saturdayはどこ行くの?」と聞いてきたり、「Sundayはプール行く!」という発言が見られるなど、曜日を自分の行動に結びつけられるようになってきました。

絵本とは別に、”It’s Monday. We will go to the nursery school.”といった語りかけも日々しています。

日本でも馴染みのある本でお子さんにも受け入れられやすいと思いますので、大変おすすめです。

From Head to Toe

次に紹介するのもアメリカの人気絵本作家Eric Carleの作品、”From Head to Toe“です。

こちらの絵本では、いろいろな動物が様々なアクションをしながら「これできる?」と問いかけていきます。
例えば、”I am a penguin and I can turn my head.” “Can you do it?”とペンギン🐧が頭を後ろに捻りながら問いかけます。この問いかけに対して女の子が”I can do it!”と答える、といった具合です。

この本を読むときは、親が絵本の中の動物たちと同じアクションをするのがポイントです。
上のペンギンのページであれば、”I can turn my head.” “Can you do it?”と読みながらペンギンと同じように頭を捻ってみるのです。すると、親を真似して子どもも頭を捻って喜びます。

慣れてくると、子どもが”I can do it!”と言いながら真似するようになります。

我が家の息子はバッファロー🦬の”I raise my shoulders.” “Can you do it?”が大好きです。真剣な顔で両肩を上げようと頑張るのですが、肩が全然上がっていないのが微笑ましいです。

最初のページから最後のページまで”Can you do it?”と”I can do it!”のやり取りだけなので、非常にシンプルです。英語が苦手という方でも読みやすいでしょう。
アクションがあるので子どもも最後まで飽きることなく楽しめる絵本です。

じっとしていられない2歳児にピッタリですね。

我が家の息子のように体を動かすことが好きな子におすすめです。

Brown Bear, Brown Bear, What Do You See?

続いて紹介するのもEric Carleの作品、”Brown Bear, Brown Bear, What Do You See?“です。

こちらの絵本は茶色い熊をはじめとする様々な動物に”What Do You See?”と次々に質問し、それぞれの動物が”I see a xxx, looking at me.”と他の動物の名前を答えることでページが進んでいきます。

絵本に出てくるセリフはどのページも”What Do You See?”と”I see a xxx, looking at me.”だけというシンプルな物語なので、英語が苦手でも読み聞かせがしやすい絵本といえます。

動物の名前が変わるだけで最初から最後まで同じセリフが続くので、最初にこの絵本を手にした際は「子どもが飽きないだろうか」と思いました。しかし、我が息子は色々な動物が出てくるので興味深いのか、最後まで大人しく聞いています。

むしろ終始同じセリフで同じリズムなのが、子どもにとって心地よいのかもしれません。

“Brown Bear”や”Yellow Duck”など、この絵本に登場する動物には色が付けられています。動物の名前だけでなく様々な色の名前を学べるのもこの絵本の良さだと感じます。

A Color of His Own

次に紹介するのが、こちらも人気の絵本作家、Leo Lionniの作品である”A Color of His Own“です。

こちらも世界で人気の絵本で、日本では「じぶんだけのいろ」というタイトルで知られています。

全ての動物には自分の色があるのに、自分は周りの色によって自分の色が変わってしまう、ということに悩んだカメレオンが自分の色を探す物語です。
物語の最後まで自分の色は見つかりません。しかし、仲間のカメレオンと一緒にいれば色は変わっても2匹は同じ色でいられることに気づいたカメレオンは、仲間と一緒に幸せに暮らした、というハッピーエンドで終わります。

やや哲学的なストーリーの絵本です。

この本は自分の色を探す物語なので、色の名前がたくさん出てきます。物語を読んでいくうちに、自然と色を覚えることができる絵本です。

Leo Lionniの絵本は哲学的な要素の入った物語が多いのが特徴です。
2歳児にどこまでメッセージが伝わるのかはわかりませんが、我が家の息子はこの本を気に入っているようで、たびたび読みたがります。

“A Color of His Own”はストーリー性のある絵本であり、途中から文字数が多くなっていくので、英語絵本が初めてという子には少しハードルが高いかもしれません。
はじめは1ページ1文といった文字数の少ない絵本を読んで、慣れてきたらこちらの絵本に移行した方が子どもにも受け入れられやすいでしょう。

Spot’s First Walk

イギリス出身の人気絵本作家、Eric Hillの作品である”Spot’s First Walk“もおすすめの英語絵本です。

こちらは日本では「コロちゃんのおさんぽ」として知られています。
子犬の”Spot”が一人で散歩をする物語です。
散歩をしているうちにいろいろな動物に遭遇したり、大好きな骨を見つけたり、最後は池に落ちてしまったりと、動きのあるストーリー展開で進みます。

Spotはかわいい子犬のキャラクターなので、子どもウケ抜群です。

この絵本は仕掛け絵本になっており、ページの中にめくれる部分があります。その部分をめくることでSpotが新たな発見をしながら物語が進みます。

最初は親が仕掛け部分をめくってあげながら読み聞かせますが、何度か読むうちに子どもがめくりたがるようになります。
受け身で読むのではなく、自分でめくるのを楽しみながら能動的に読んでくれます

我が子は仕掛け部分をめくりたいがために読んでいる感すらあります。

この絵本は1ページあたり1文で文字数が少ない上に仕掛け絵本になっているので、英語絵本の導入にはもってこいです。

Spotの絵本はシリーズになっていて、他にも”Where’s Spot?“や”Spot’s Birthday Party“など、何十冊ものタイトルがあります。
他のSpotシリーズが気になる方はこちらから探してみてください。

お子さんがこのシリーズにハマってくれれば、絵本選びがぐっと楽になります。

Polar Bear’s Underwear

次に紹介するのは、tupera tuperaという日本人ユニットによる絵本、”Polar Bear’s Underwear“です。原作は「しろくまのパンツ」という日本語の絵本です。

この絵本は、パンツを失くしてしまったシロクマ🐻‍❄️が友達のネズミ🐀と一緒にパンツを探すという物語です。

各ページに色々なパンツが登場し、「🐀これが君のパンツじゃない?」「🐻‍❄️いや、これじゃない」、「🐀じゃあ誰のだろう?」というやり取りでページが進んでいきます。
なかなか自分のパンツを見つけられないシロクマですが、最後には実は白いパンツを履いていたというオチが待っています。

大人から見ても、いいオチの付け方だなと思える絵本です。

物語の中にはカラフルなパンツを履いた色々な動物が出てくるので、子どもが飽きずに読み進められます。
ネズミが何度も”Is this your pair, Polar Bear?”としろくまに聞くのですが、何度もこの絵本を読んでいる息子は”No!”と喜んで答えてくれます。

こちらの絵本は1ページに2、3文ありますが、全てネズミかシロクマのセリフになっており、テンポよく読み進められます。
最初の英語絵本としてはややハードルが高いですが、何冊か英語絵本を読んだら挑戦してみてはいかがでしょうか。

Peppa Pig: Little Library

続いて紹介するのは、イギリスの人気アニメ”Peppa Pig”の絵本、”Peppa Pig: Little Library“です。

“Peppa Pig”は豚の女の子であるPeppaの家族の日常を描いたアニメで、本家のイギリスだけでなく世界中の子供達に絶大な人気を誇っています。
アメリカでも人気があり、”Peppa Pig”の影響で一時期はアメリカの幼児の発音がイギリス英語発音になったとまで言われるほどです。

Peppa Pig: Little Library“は小さな絵本が6冊セットになったものです。
6冊とも見開き4ページの短い絵本なので、1冊はあっという間に終わります。

1冊1分もかからずに読み終えられます。

この絵本の特徴は、縦横ともに10cm弱というコンパクトなサイズ感です。
Amazonで注文して実際に家に届いたとき、その想定外の小ささにびっくりしました。
正直に言ってこの絵本が届いたときは「ちょっと小さすぎるな」と思ったのですが、幼児が自分でページをめくるのにはちょうど良いサイズですし、小さいのでどこかに出掛けるときに気軽に持って行けます

電車で開いても邪魔になりません。

厚みのあるボードブックで作りがしっかりしているので、幼児が雑に扱っても破れる心配がないところも気に入っています。

この絵本のもうひとつの良さは、裏表紙が6ピースのパズルになっているところです。6冊の絵本を組み合わせることで、”Peppa Pig”の有名なエピソードである”Muddy Puddles”のラストシーンのパズルを作ることができます。

お出かけの際にも重宝するので、ぜひ一家に一冊欲しい絵本です。

Oxford Reading Tree Level1+

続いて紹介するのは、”Oxford Reading Tree“のLevel 1+です。

Oxford Reading Tree“は通称”ORT”とも呼ばれ、イギリスの小学校で国語の教科書として採用されている本です。

主人公の男の子のKipperとその家族や友達の日常生活を描いた本で、イギリスの子どもが使う自然な英語が使用されています。
1話が数ページで完結する上、どの話もオチが付いているので、親としてもとても読みやすいです。
10段階にレベル分けされているので、お子さんのレベルに合わせて選べるのもメリットです。

レベルによって選べるのは楽ですね。

我が家の2歳の息子にはLevel 1+のシリーズから読み聞かせを始めました。
Level 1は絵だけで文字がない”Wordless”または数単語だけの”First Words”というシリーズとなっているため、読み聞かせという意味ではLevel 1+から始めてよいと思っています。

「我が子に合った難易度の絵本を選べない」と悩んでいる親御さんはぜひORTを試してみてください。

我が家の息子は主人公の家族が飼っている”Floppy”という犬のキャラクターが気に入ったようで、自宅にある犬のぬいぐるみに”Floppy!”と呼びかけるようになりました。

Freight Train

乗り物や電車が好きな子におすすめしたいのが、”Freight Train“です。

この絵本は貨物列車が街やトンネルの中などを通っていくだけの至ってシンプルなストーリーです。
貨物列車の各車両がそれぞれ違った色で表現されているので、色の名前を学ぶことができます

1ページあたりの文字数が少なく、文というよりは数単語のみなので、英語絵本が初めてというお子さんにもおすすめです。

読み聞かせを行う親にとってもハードルの低い絵本です。

我が家の2歳の息子は、この本を何度か読んだ何週間か後に室内の遊び場に出かけた際、電車のおもちゃを見つけ、陸橋の上に電車を走らせながら”Trestles!”と叫んでいました。
私は息子が何と言ったのかとっさに理解できませんでしたが、この本の中の貨物列車が架台(絵では陸橋にも見えます)を通るページで”Crossing trestles”という描写があったのを思い出し、「息子はこのページを覚えていたのか」と少し感動したのを覚えています。

幼児の記憶力に驚かされました。

電車が好きなお子さんへの最初の英語絵本としてぜひ読んでいただきたい一冊です。

まとめ

今回の記事では主に2歳児向けのおすすめ英語絵本を紹介しました。
3歳以上で初めて絵本を読むというお子さんも、紹介した英語絵本なら無理なく始められると思っております。

日本語の絵本も同様ですが、特に英語絵本はどの絵本がお子さんにハマるかわからないため、適切なものを選ぶのに大変苦労します。
我が家の息子も私が選んだ英語絵本をすべて読んでくれるわけではありません。1回読んだきり、二度と読みたがらない本も数知れずです。

苦労して選んでも報われないことも多いです…

今回紹介した絵本もすべてのお子さんに気に入ってもらえることはないでしょう。しかし、少なくとも我が家の2歳の息子には受け入れられた実績がありますので、一定の参考にはなるはずです。

「どの英語絵本から始めたら良いかまったくわからない」という方にとって、少しでもお役に立てれば幸いです。

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